デートプランの立て方やコースの決め方

男性の中には、「デートしたいけど、コースの立て方がわからない…」という悩みを抱えている方は多いと思います。

デートコースは一日の印象を左右するもの。適当に決めてしまうと、女性からいい評価はもらえません。

時間の設定から、お店選び、そして目的地までの移動手段…単純にデートいっても、決めなければ行けない項目はかなり多いです。デートの経験が少ないと、なにから手を付けていいかわかりませんよね。

僕の経験をもとにデートコースの考え方から作り方までを一通りまとめてみます。ぜひ参考にしてみてください。

デートプランの考え方

具体的なコースの決め方をご紹介する前に、まずは「デートプランの考え方」についてです。デートプランの基本的な考えを理解しておけば、コースもスムーズに作れますよ。

デートプランは男性が考えるもの

これは基本中の基本ですが、「デートプランは男性が考えるもの」です。

もちろん、女性側に「どこか行きたいところある?」と、意見を求めるのは必要。ですが、当日のコースや移動手段、目的地にいる以外の時間はどう過ごすか?などはすべて男性が決めましょう。

中には、ごく稀にデートコースを考えるのが好きな女性もいます。しかし、基本的には女性は「受け身」だと思っておいたほうがいいです。

細かく考えすぎない

デートコースは「細かく考えすぎない」ことが大事です。

中には、15分単位で細かくデートコースを決めてしまう男性もいますが、あれはNG。「2時15分に店を出て、2時38分の電車に乗って…」こんな具合に緻密すぎるスケジューリングをすると、いざという時に対応ができません。

時には、女性が突然「トイレに行きたい」と言い出すこともあります。そこで、「次の電車が乗るから我慢して」とは言えませんよね。

そういう事態を防ぐためにも、スケジュールは1〜2時間スパンで、大雑把に考えておきましょう。その方が臨機応変な対応ができますし、自分にも余裕がでます。

候補は複数

「候補は複数用意しておく」これはとても大事な考え方です。

デートでは常に想定外の事態が起こるもの。例えば、「行きたかったお店が閉まっていた」、「電車が止まっていた」、なんていうことだってあります。

そんな時のために、デートコースの代案は、複数考えておくのがおすすめ。その方が、もしもの時に慌てずに済みます。「お店が閉まってたから今日のデートはもうお終い」というわけにはいきませんからね。

デートプランの立て方

続いては、具体的なデートプランの立て方についてです。

「付き合う前の初デート」、「2回目、3回目」などと状況によって若干立て方が異なります。それぞれについて見ていきましょう。

デートの時間はどれくらい?何時から?

まずは、デート時間の長さです。「初めてのデート」や「2回目・3回目のデート」では、時間設定が変わってくるので、以下の表にまとめてみます。

女性との関係 時間の長さ 開始時間
初デート
(付き合う前)
2〜3時間 昼から
(夕方でもOK)
2回目・3回目
(付き合う前)
半日
(6時間くらい)
朝から
(昼からでもOK)
カップル
(付きあってる)
1日
(朝から夜)
朝から

付き合う前の初デート時間は「2〜3時間」がベストです。

「それじゃ短いんじゃないの?」と思われた方もいるでしょうが、初デートは短いほうがおすすめ。付き合ってもいない、お互いのこともまだ知らないのに長い時間一緒にいると、「会話が続かず間が持たなくなってしまうから」です。

そうなると、相手からの印象も悪くなってしまいますよね? 2〜3時間なら、そういう心配もありません。開始時間は朝か夕方がいいです。

付き合う前の2回目、3回目のデートをする場合は、半日(6時間くらい)がいいです。初デートでお互いのことはある程度わかっていますから、半日くらいなら会話が続くはず。開始時間は昼間で、夜には解散という流れですね。

カップルになれば、当然デートは1日です。まぁ、カップルですから「間が持たない」みたいな心配もありません。朝から出かけて、夜に解散する感じです。

移動手段はどうする?

移動手段は目的地によって決めます。車なのか、バスや電車で行ったほうが近いのかなど、事前にリサーチをしておきましょう。今はスマホで簡単に路線検索できるので、これに関しては問題ないはずです。

できれば、大雑把で良いので時刻も把握しておくのがおすすめ。

地方の場合、バスの本数などが極端に少ないこともあります。「バス待ちで1時間女性に退屈させてしまう」こんな失敗をしないためにも、時間確認は必要です。

また、1日デートの場合、「終電」の時間もチェックしなければいけません。終電に間に合わず、女性が帰れなくなったらそれは男性の責任。明日仕事がある場合なんかは、死活問題ですよ。

加えて、もし車を使う場合は、「目的地に駐車場があるかどうか」は事前に調べましょう。

駐車場を探し回って、目的地付近を何分もウロウロ…これでは、女性が退屈してしまいますからね。どんな移動手段を使うにしても、事前にリサーチが必要ということです。

メインで行く場所を決める

メインで行く場所の決定方法ですが、もし付き合っている場合は「彼女に行きたいところを聞く」のがベスト。メインの場所はそれでだいたい決まるので、あとはそれ以外のコースを順番に作っていくという感じです。

付き合う前のデートの場合は、必ず男性側がメインの場所を決めてください。先も触れたように、ほとんどの女性は「デートコースは男性が決めるもの」という認識がありますからね。

男性が決めると言っても、もちろん「独断」はNG。当日にいきなり「動物園行くから!」と言われても、女性は困ります。本当は動物が好きじゃない場合もありますし、女性にも準備があります。

ですので、男性が決めるにしても必ず「◯◯に行こうと思ってるんだけど、どう?」という確認を取りましょう。

女性に他の行きたい場所があれば、そこで聞き出せるはずです。女性のリアクションを見ながら、メインの場所を決めてください。

メインの場所ですが、「お互いが楽しめる場所」をモットーに決めるのがおすすめ。あまり無理して女性に合わせる必要はありません。こちらが楽しめなければ、その気持は相手に伝わってしまいます。

定番ですが、初デートは「喫茶店でお茶屋ランチ」、2〜3回目のデートは「動物園」か「水族館」、もしくは「映画」なんかがいいですね。

メイン以外の「サブ目的」を考える

メインの場所を決めたら、それ以外「サブ目的」を考えていきましょう。

例えば、「半日デートで映画に行く」となった場合。映画を見ている時間や移動時間を考慮すると、3時間くらいは余計な時間が出来てしまいます。

その間、手持ち無沙汰では女性が退屈しますよね? その時間を潰すために、サブ目的を考える必要があるわけです。

2〜3時間のデートならサブ目的は不要ですが、半日デートからは必要になります。半日デートなら、「メインの場所に行った後、もしくは行く前にカフェでお茶」という形になるはずです。

ですので、そのためのお店はある程度目星を付けておきましょう。

このお店選びについても、候補は必ず複数用意しておくことです。満席や定休日などでお店に入れなかったときのことを考慮に入れてください。

食事の場所を考える

デートのメイン目的が食事ではない時は、食事の場所も決める必要があります。

その場合は、女性に「何食べたい?」と聞くのはNG。基本的に女性は受け身ですから、「なんでもいい!」と答えるパターンが多いです。それに、心の中では「女に聞かないでよ…」と思っている場合もあります。

なので、必ず「◯◯と◯◯、どっち食べたい?(肉と魚など)」と、選択肢を用意しておきましょう。その方が女性も答えやすいです。

また、繰り返しになりますが、候補は複数用意しておくこと。決めているお店が一つだけだと、定休日などのトラブル、彼女から嫌って言われた場合に対処できませんからね。

デートコースの組み立て方

最後に、具体的なデートコースの組み立て方について。基本的には上で紹介した方法で目的地やサブ目的を決め、それを組み合わせていくだけです。

2〜3時間のデートコース(付き合う前の初デートなど)

まずは、付き合う前の2〜3時間のデートについて。こういう短時間のデートでは、「お茶」、もしくは「ランチ」がメインの目的になるはずです。

もちろん、2〜3時間全てをメイン目的に使ってもいいですが、その前後に「買い物」などをプラスしてもOK。例えば、

  • 買い物(1時間以内)⇛カフェでお茶やランチ(2時間)
  • カフェでお茶やランチ(2時間)⇛買い物(1時間以内)

という具合。

初デートの場合は、あまり時間が長いのはリスキーなのでこれくらいがベストです。

しかし、時には「思ったより会話が盛り上がったし、このままデートを続けたい」という場合もありますよね。

そういう時のために、一応その後のコースも考えておきましょう。考え方は、以下でご紹介する「半日デートコース」の組み立て方を参考にしてください。

半日デートコース(付き合う前の2回目、3回目のデートなど)

半日デートコースの場合、開始時刻によって組み立て方が異なります。

朝〜夕方開始の場合

  • サブ目的⇛食事⇛メイン
  • メイン⇛食事⇛サブ目的

昼〜夜開始の場合

  • メイン⇛サブ目的⇛食事
  • 食事⇛メイン⇛サブ目的⇛食事

このような具合です。これはあくまで参考なので、ある程度は自分の好きなように組み替えて問題ありません。

昼から夜にかけての半日デートの場合は、食事が2回必要な場合もあるので注意しましょう。女性がお昼ごはんを食べずに来る場合もありますからね。

そういう時のためにも、コースの組み合わせ方も一つではなく、複数候補を作っておくことをおすすめします。

もし、「デートの後で告白したい、手をつなぎたい」という場合、最後にサブ目的(周辺散策など)を持ってくるといいです。

食事が最後だと、「食べ終わってすぐ解散」になってしまいます。駅のホームで告白はロマンチックさに欠けますから、公園や眺めのいい場所を選びましょう。

1日コース(カップル向け)

最後は、1日デートの場合についてです。例えば、

  • サブ目的⇛メイン⇛食事⇛サブ目的⇛食事
  • メイン⇛食事⇛サブ目的⇛食事
  • サブ目的⇛食事⇛メイン⇛食事⇛サブ目的

という具合。1日デートの場合は、サブ目的、食事共に2回以上入ることがほとんどなので、お店選びは入念に行ってください。

また、食事がメインでない場合、「事前にお店の予約は取らない」のがポイント。予約を取ったお店が、女性の好みではない可能性もありますからね。予約は取らず、すぐに変更できるようにしておくことです。

時間の長さに関係なく、デートコースの組み立ては、とにかくリスクヘッジが重要。候補をたくさん用意して、入念な事前調査を繰り返しましょう!

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Webライターのファービーと申します。主に恋愛系メディアで執筆中。経験を活かしたリアリティのある記事を書いてます。趣味は映画鑑賞と読書と銭湯、あと、女の子が大好きです。