初デートで夜、食事をしようと考えている。デートだと普通のパターンですよね。
好きな子とやっと2人きりで食事ができるということで、期待と不安でいっぱいですよね。きっとスマホにかじりついてお店選びに夢中になっていることでしょう。
中でも個室が用意されているお店は若いカップルに人気です。お店に入って食事をする時、好きな子と2人きりになれます。
でも、「最高だ!個室にしよう!」と決断する前に、ちょっと冷静になって考えてみましょう。ほんとに大丈夫ですか?
目次
最初から個室で食事はちょっと危険
もちろん個室で食事をするというのが2人にとって良い場合もあります。
しかし、2人にとって「初デート」です。安易な気持ちで個室に決めてしまうと、あとで痛い目に遭うかもしれません。
周囲の音が聞こえないほどの個室は緊張するだけ
完全なる「個室」は、今日が初デートの2人にとって、心地よいものでしょうか?
扉で締め切ってしまう個室は、2人のうちどちらかが話をしないことにはシーンとなってしまう可能性も。
食事するまでにデートスポットをまわって、空気を温めるから大丈夫!と思っていても、意外と個室で2人になると今までの時間が嘘のように、急に緊張してしまったりするのが初デートです。
2人が食事をしている時は誰も喋らないという不安
個室でない席に座ったとします。注文した料理が運ばれてきて、食事を始めました。
食事中は、なかなか会話に集中することができません。
中には食べながらでも変わらず話ができるという方もいるかもしれませんが、緊張しているとなかなかそう簡単にはいきません。
「●●しながら○○する」というように、同時に何かするということが難しくなります。
食べている間、普通の席であれば、周りのお客さんの会話や、店員さんの声、様々な物音が2人の耳に入ってくることでしょう。
これがあるかないかでは、緊張の感じ方は全く違うものとなります。
距離が近いカップル用の個室だと気まずくなる可能性も
中には、おうち感覚で楽しめるような、靴を脱いで上がる個室のソファ席なんかもあります。
カップルには好評でしょう。これに憧れるのはわかりますが、色々すっ飛ばしてしまっている感がありますので、「カップル」っぽい個室は避けましょう。
もっと仲良くなってからの今後のお楽しみです。
個室じゃない方が二人だけの世界をつくれるかも
完全な個室に入ると最初から2人きりの空間です。すべてお膳立てされた状況の中、2人の食事の時間が始まります。
それはそれで良い場合もありますが、もっと良い状況から始めるには、「周りに人がいるから2人の世界に入ろう」と会話をすることなんです。
もちろんこれは、無意識的に人が行なっていることです。
実は、ある程度周りに人がいて、会話もほどよく耳に「音」として入ってくる状況が初デートの2人にとっては良いのです。
周りに人がいることで、無意識に「あなた」と会話をしようとするのです。
個室よりも半個室をおすすめ
それでも、「初デートだっていうのに特別感がないなあ」なんてちょっとしっくりきていない場合には、半個室の席を予約することをおすすめします。
半個室の席であれば、周りのお客さんや店員さんがそこにいることを感じながら、程よい距離感を保ち、それでいて2人の空間も楽しむことができるのです。
それでも思いきって個室?なぜ環境は大切なのか?
環境は大切です。2人が心を開いて、お互いのことを語り合う時間。初デートでの食事は話やすい雰囲気が良いですよね。
もっと大切なことがあります。
「あなたが過ごしやすいか」よりも「相手にいかに居心地の良い時間を与えられるか」ということです。
初デートなので、自分のことで頭がいっぱいになるのはわかります。しかし、相手に楽しんでもらえなければ、次はありません。
女性を不安にさせないことも男として腕の見せどころ
初デートをこれからするあなたは、きっとまだお若いことでしょう。女性もまだお若いことでしょう。きっと緊張しています。
緊張というのは、ドキドキという感情と、不安という感情も交じっています。
緊張は「この人が好きかもしれない」の「ドキドキ」と錯覚してもらえることはありますが、「不安」の方を大きく感じてしまうと、あなたといる居心地の問題に発展してしまうんですね。
ですから、まずは初デートの2人にとって、本当に良い環境の中、デートができる選択をあなたがしてあげてください。
相手を不安にさせない男性というのはとても魅力的で、きっとデートを重ねるうちに、余裕のある、機転の利く大人の男性へと成長していくことでしょう。
個室にこだわらずに食事を楽しめる場所を
緊張感を「不安」ではなく「ドキドキ」の方へ結び付けたいのであれば、初デートでは半個室くらいの方がお互い気楽かもしれません。
少し2人きりの空間も楽しめますね。前のめりにならず、少し肩の力を抜きましょう。
初デートの食事で、本当に親密になれるのは必ずしも個室とは限りません。食事を楽しんで次に繋げる事ができるというのを大前提で、お店を探してみてください。