居酒屋デートの脈あり・脈なしサイン|女性の本音から読み解く見極め方と次につなげる振る舞い

気になる女性と居酒屋デートに行けたものの、「楽しそうにしてくれたけど、あれは脈ありだったのか」「そもそも居酒屋にOKしてくれた時点で期待していいのか」と、帰り道にモヤモヤしていませんか。お酒が入る場は会話が弾みやすい反面、相手の本音が見えにくくなることもあります。

この記事では、居酒屋デートで見られる脈ありサイン・脈なしサインを、実際の男女の声をもとに整理しました。1つのサインで決めつけず、複数の反応を組み合わせて判断する見方と、脈を見誤らないための男性側の振る舞い、次のデートにつなげる一手まで紹介します。

居酒屋デートにOKしてくれた時点で脈あり?まず知っておきたい前提

居酒屋デートやサシ飲みの誘いにOKをもらえると、それだけで「脈ありかも」と期待したくなるものです。ただ、女性が誘いに応じる理由はさまざまで、OKの返事だけで好意を断定するのは早計です。まずは判断の前提を押さえておきましょう。

OK=脈ありとは限らない

女性が居酒屋デートに応じる心理には、好意以外の理由も多く含まれます。たとえば「職場の人だから断りにくかった」「そのお店に行ってみたかった」「友達感覚で気軽に話したかった」「仕事や人間関係の相談をしたかった」といったケースです。

一方で、居酒屋という場所そのものが好まれている面もあります。よくある女性の声として、居酒屋を選ぶ理由にはこんなものがあります。

「変に気をつかわなくていいし、背伸びもしなくていいから」

つまり居酒屋へのOKは、「あなたとなら気楽に話せる」という最低限の安心感のサインではあっても、恋愛感情の証明ではありません。OKは「スタートラインに立てた」くらいに受け止めるのが、脈を見誤らないコツです。

デートの回数や関係性で意味は変わる

同じ居酒屋デートでも、初回と3〜4回目では意味合いが変わります。初回なら「まずはどんな人か知りたい」段階ですが、2人きりで何度も会っているなら、少なくとも一緒にいて嫌ではないと考えられます。4回目の居酒屋デートに悩む人への、こんな声もあります。

4回目デートしてる時点で居酒屋とか関係なく無くはないと思います。…慎重になるくらい考えてくれていると考えてもいいと思います

出会い方によっても見方は異なります。マッチングアプリなら、会ってくれた時点で恋愛相手としての可能性は最初からある程度あります。職場の同僚や友人の場合は、もともとの関係性から誘いに応じている可能性があるため、当日の反応や次につながるかどうかをより丁寧に見ていく必要があります。

居酒屋デート中に見える脈ありサイン

ここからは、居酒屋デートの最中に表れやすい脈ありサインを紹介します。どれも「これがあれば確定」というものではなく、2つ3つと重なっているかどうかで見るのが大切です。

「まだこんな時間?」— 時間の感じ方に本音が出る

時間についての何気ないひと言には、相手の本音が出やすいと言われます。「まだこんな時間なんだ」と言われたら、時間に余裕があり、もう少し一緒にいてもいいと感じているサインと受け取れます。

「もうこんな時間!」という反応も、楽しくてあっという間だったという意味では前向きな言葉です。逆に注意したいのは、時間について何も言わずに帰り支度を始めるケースです。実際に居酒屋デートを重ねてきた男性からは、こんな指摘があります。

ほんとに脈なしだったらまず何も言われません。無言で電車調べたりとかそういう仕草があったら2回目以降のデートはおそらくないと思った方がいい

会話への食いつき

好意がある相手には、人は自然と関心を向けます。会話で見ておきたいのは、次のような反応です。

  • あなたについての質問が多い(休日の過ごし方、仕事、好きな食べ物など)
  • 前に会ったときに話した内容を覚えている
  • 名前を呼んで話しかけてくる
  • 話の途中で笑顔が多く、リアクションが大きい
  • 恋愛観や好きなタイプなど、恋愛の話題を振ってくる

女性側の体験談でも、「前会った時の話をよく覚えていてくれた」「無言が続くと話を振ってくれた」といった行動を、相手からの好意として受け取ったという声があります。覚えている・質問してくる・話を広げてくれるの3つがそろっていれば、あなたに関心を持っている可能性は高いでしょう。

距離感・体の向き・目線

心理学では、相手への関心は表情や視線、体の向きといった言葉以外の部分にも表れやすいとされています。興味のある相手のほうへ体を向ける、目がよく合う、話を聞くときに少し前のめりになる、といった動きは好意のサインの一つです。

距離感も判断材料になります。文化人類学者エドワード・ホールの分類では、おおむね45〜120cmが親しい友人・知人と会話する距離、45cm以下は家族や恋人などに許される距離とされています。距離が縮まっても相手が気にしていない様子か、それとも少し離れようとするかは見ておきたいポイントです。距離を取られるようなら、2軒目の誘いも理由をつけて断られることが多いという声があります。

居酒屋ならではなのがカウンター席です。女性からもこんな声があります。

対面だと緊張しますし、カウンターで隣同士の方が体の距離が近いので、お互いに親しみを感じる効果もあります

ただし、カウンターは物理的に距離が近くなる席です。距離が近いこと自体を脈ありと考えるのではなく、その中で相手がリラックスしているか、体をこちらに向けて話しているかを見ましょう。

ペースを合わせる・取り分けや注文を自然にしてくれる

好意を持っている相手とは、飲むペースや食べるペース、話すテンポが自然と合いやすいと言われます。心理学でいう「同調行動(ミラーリング)」と呼ばれるもので、親近感を抱いている相手に対して無意識に起こりやすいとされています。

また、料理の取り分けや追加注文の気配りを自然にしてくれるのも、場を一緒に楽しもうとしている表れです。男性側からは、こんな好印象の声もあります。

「注文や料理の取り分けをさらっとしてくれたのが好印象でした」

とはいえ、気配り上手な女性は誰に対しても同じように振る舞うことがあります。取り分けだけで判断せず、会話の食いつきや時間の反応と合わせて見てください。

見落としたくない居酒屋デートの脈なしサイン

脈なしサインも、1つだけで決めつける必要はありません。たまたま疲れていた、翌日が早かった、ということもあります。ただ、次のようなサインがいくつも重なる場合は、今は恋愛対象として見られていない可能性を考えておきましょう。

スマホや時計を何度も見る、無言で電車を調べる

会話中に何度もスマホを見る、時計をちらちら確認するといった仕草は、退屈している、あるいは早く帰りたいと感じているサインの可能性があります。先ほど紹介したように、何も言わずに帰りの電車を調べ始めるのも要注意です。

こうしたサインが見えたときの考え方として、参考になる声があります。

この場合は無理に引き留めず、早めに切り上げて好印象を残す戦略に切り替えるのが賢明です

盛り返そうと話を詰め込んだり、「もう1杯だけ」と引き留めたりするのは逆効果です。相手の都合を尊重してあっさり切り上げるほうが、誠実な人という印象は残ります。

リアクションが薄い・質問が返ってこない・体が外を向いている

あなたが話しかけても「そうなんですね」で終わる、あなたへの質問がほとんど返ってこない、という場合は、会話を広げる気持ちがあまりないのかもしれません。好意のある相手なら、何かしら話を続けようとするものです。

体の向きも見ておきましょう。カウンター席で体が正面や通路側を向いたまま、こちらを向く時間が少ない場合は、警戒しているか関心が薄い可能性があります。脈ありサインで紹介した「体がこちらを向いている」の逆だと考えるとわかりやすいでしょう。

1軒目で早々に切り上げる、次の予定をはぐらかす

お店に入って1〜2時間ほどで「明日早いので」と切り上げるのは、よくある脈なしのパターンです。もちろん本当に予定がある場合もあるので、それ自体で判断する必要はありません。

より判断材料になるのは、次の予定の話への反応です。「また行きましょう」と言っても具体的な日程の話にならない、「落ち着いたら」「年明けにしましょう」と先延ばしが何度も続く、という場合は、やんわり断られている可能性が高いと考えられます。1回の先延ばしなら事情があるかもしれませんが、2回、3回と続くなら脈なしと受け止めたほうがよいでしょう。

他の異性の話・好きな人の相談をしてくる

デート中に元彼の話や気になっている男性の話をしてくる、恋愛相談を持ちかけてくる、といった場合は、あなたを「話しやすい友達」として見ている可能性があります。反対に、恋愛の話題がまったく出ず、仕事や趣味の話だけで終わる場合も、恋愛相手として意識されていないことがあります。

ただし、恋愛相談をきっかけにあなたの恋愛観を探ろうとしているケースもあるため、話の流れで「あなたはどう思う?」と聞き返してくるかどうかも見てみてください。

お会計の反応は脈の判断材料になる?割り勘と奢りの本音

居酒屋デートの最後に訪れるのが、お会計の場面です。「女性が払おうとした=脈なし?」「割り勘にしたら嫌われる?」と気になる人も多いでしょう。ここは男女の価値観が分かれやすいポイントなので、両方の本音を知っておくことが大切です。

女性が「払います」と言う=脈なし、とは限らない

内閣府の調査では、「デートや食事のお金は男性が負担すべきだ」と考える人は男性で34.0%、女性で21.5%と、男女とも少数派でした。女性のほうがむしろ「男性が払うべき」と考える割合は低く、自分の分を払おうとする女性がいても不思議ではありません。

お会計について、こんな声もあります。

奢りか否かで好意がどうとかあまり気にしないで下さい。単なる懐事情や価値観の問題です

一方で、「次に会うつもりがないから、借りを作らないよう割り勘にする」という女性がいるのも事実です。つまり、支払いの申し出だけでは脈あり・脈なしは判断できません。その後の次の誘いへの反応とセットで見るのが現実的です。

お会計での反応 考えられる本音
自分の分を払おうとする 価値観・遠慮
「次は私が出すね」と言う 次も会うつもり
お礼を言って素直に受ける 好意または礼儀
頑なに割り勘を主張する 借りを作りたくない可能性

特に「次は私が」「今度は私がごちそうします」という言葉は、次のデートを前提にしている点で前向きなサインと受け取ってよいでしょう。

男性側の振る舞いが「脈なし」を作ってしまうケース

見落としがちなのが、お会計での男性側の振る舞いが原因で、相手の気持ちが冷めてしまうケースです。たとえば、1円単位まできっちり分ける完全割り勘に戸惑う女性もいます。

ここまで完全割り勘のデートは初めてだったので彼に対して正直、少し気持ちが冷めたのが本音です。

また、女性に相談せずに2軒目のお店を予約し、そこも割り勘だったことに不満を感じたという体験談もあります。割り勘そのものより、相手の都合や懐事情を確認しないことが「気遣いが足りない人」という印象につながってしまうのです。

支払いの考え方は人それぞれですが、男性側の工夫として「端数だけ払ってもらう」という声もあります。たとえば2,800円なら男性が2,000円、女性が800円を出すといった形です。女性が気をつかいすぎず、好きなものを頼みやすくなるという考え方です。奢るにしても割り勘にするにしても、相手が気持ちよく過ごせるかどうかを基準にしましょう。

2軒目の誘いと解散のタイミングで脈を確かめる

1軒目が終わるタイミングは、相手の気持ちが表れやすい場面です。ただし、2軒目に行けたかどうかだけで一喜一憂する必要はありません。誘い方と引き際にこそ、あなたの誠実さが表れます。

女性からの「2軒目OK」のサイン

女性のほうから、遠回しに「もう少し一緒にいたい」と伝えてくれることもあります。よく挙げられるのは次のような言葉です。

  • 「この辺りに美味しいカフェがあるらしいですよ」
  • 「甘いものが食べたくなっちゃった」
  • 「まだ○時なんですね、早いな」
  • 「終電まではまだ時間ありますね」

こうした言葉が出たら、2軒目に誘っても受け入れてもらえる可能性は高いでしょう。とくに、会話の食いつきや体の向きといった他のサインとも重なっていれば、好意的に見てくれていると考えてよさそうです。

警戒されない誘い方と、断られた時の引き方

2軒目の誘いは、女性にとって少し身構える場面でもあります。こちらに下心がなくても、夜遅い時間の誘いに警戒心を抱くのは自然なことです。誘い方は、素直にもう少し話したい気持ちを伝える程度で十分です。

『○○さんと話してると時間あっという間に過ぎちゃうね!もうちょっとだけ話したいから2軒目行かない?』みたいな感じで誘えば十分です

行き先は、カフェや落ち着いたバーなど、駅から近く短時間で切り上げやすい場所を選ぶと安心してもらいやすくなります。「1時間だけ」「終電前には出よう」と先に伝えておくのもよいでしょう。

断られたときは、「明日早いから」といった理由を詮索せず、「じゃあまた今度ね」と笑顔で解散するのがベストです。ここで食い下がらない姿勢が、次のデートの誘いやすさにつながります。

真剣なら「名残惜しいくらい」で解散するのも一つの手

2軒目に行かないことが、必ずしもマイナスになるわけではありません。むしろ、1軒目で気持ちよく解散したほうが次につながったという体験談もあります。

真剣に交際を考えているなら相手に『もっと話したいな。また会いたい』と思わせるぐらいで解散するのがフェードアウトされにくくてベストです

話が盛り上がっているときほど、「今日は楽しかった、また行こう」と区切って帰る余裕を持ちたいところです。相手の終電や翌日の予定を気づかう姿勢は、真面目に向き合っている証として伝わります。

脈を見誤らないために気をつけたい男性側の振る舞い

脈あり・脈なしを見極めようとするあまり、自分の振る舞いがおろそかになっては本末転倒です。女性はあなたのサインを読む一方で、あなた自身の振る舞いもしっかり見ています。

お酒の勢いに頼らない

居酒屋デートでいちばん避けたいのが、飲みすぎです。酔うと相手の反応を正しく読めなくなるうえ、女性からの印象も大きく下がります。

「お酒に飲まれている姿を見て幻滅。デートで飲みに行くならスマートに飲まないとカッコ悪い」

「お酒が入っていれば振られても気まずくならないから」と、酔った勢いで告白を考える男性の相談もあります。しかし、大事な気持ちを伝えるなら、しらふで落ち着いて話せる場面のほうが真剣さは伝わります。相手にとっても、酔った場での告白は本気なのか判断しにくいものです。自分のペースを守り、相手に無理に飲ませないことも大切です。

店員への態度・注文の気遣いは見られている

居酒屋は、店員とのやり取りが多い場所です。注文するときや料理が運ばれてきたときに「ありがとうございます」と言えるかどうかを、女性はよく見ています。「店員さんにお礼を言う姿がかっこいいと思った」「誰に対しても優しい人だと好印象」という声は少なくありません。

注文でも、リードしてくれるのはありがたい一方で、独りよがりにならないよう注意が必要です。

「こっちの意見を聞かずに自分の好きなものだけ注文していて感じが悪かった」

「苦手なものある?」「これ気になるけど、どう?」とひと言確認するだけで、印象は大きく変わります。

席と店の選び方で「会話できる環境」をつくる

脈を見極めるには、相手の表情や声がちゃんと届く環境が欠かせません。にぎやかさが緊張をほぐすという声がある一方で、騒がしすぎる店は会話の妨げになります。

騒がしいお店だと、相手の話している内容が上手く聞き取れず、疲れてしまった事があるので…

席は、カウンターや半個室が向いています。心理学では「スティンザー効果」として、真正面の配置は対立や緊張を生みやすく、横並びや90度(L字)の配置は打ち解けやすいと言われます。テーブル席なら斜め向かいに座るのも一案です。お店選びや当日の振る舞いの詳細は、別記事で解説しています。

脈なしかも…と感じた時の次の一手

デートを振り返って「脈なしだったかも」と感じても、すぐに諦める必要はありません。ただし、しつこく追いかけるのも逆効果です。デート後の相手の反応を見ながら、落ち着いて次の一手を選びましょう。

当日中のお礼LINEと、次の誘いへの反応で判断する

デート当日のうちに、「今日はありがとう、〇〇の話おもしろかった」など具体的な内容を添えたお礼のLINEを送りましょう。女性からも同じくらいの熱量で返信があれば、関係は前向きと考えられます。

そのうえで、数日以内に次の誘いをしてみます。反応の目安は次のとおりです。

次の誘いへの反応 脈の目安
具体的な候補日が返ってくる 脈あり寄り
「行きたい」だが日程は未定 様子見
忙しいと先延ばしが続く 脈なし寄り
既読のまま返信がない 脈なし

曖昧な返事が続くなら追いすぎず、距離を置く

「また今度」「落ち着いたら連絡するね」といった返事が続く場合は、一度こちらから誘うのを控えましょう。何度も誘い続けると、相手に断る負担をかけることになり、今後の関係にも影響します。

距離を置くといっても、無視するわけではありません。相手から連絡があれば普段どおりに返し、職場や友人関係であれば、これまでどおり感じよく接すれば十分です。時間を置くことで、相手の気持ちや状況が変わることもあります。

挽回を狙うなら「誠実さ」を積み重ねる

脈なしから関係を立て直したいなら、小手先のテクニックより誠実さを積み重ねることが近道です。相手の話をしっかり聞く、約束を守る、気遣いを忘れない、といった当たり前の行動こそが信頼につながります。

居酒屋だと緊張感が足りなかったと感じるなら、次はランチやカフェなど、昼間の明るい時間のデートに誘ってみるのも一つの方法です。お酒のない場で落ち着いて話すことで、あなたの人柄がより伝わりやすくなります。それでも相手の反応が変わらなければ、相手の気持ちを尊重して身を引くことも、誠実さの一つです。

まとめ

居酒屋デートの脈あり・脈なしは、1つのサインだけで判断できるものではありません。OKをもらえたことは「スタートライン」と考え、当日の会話の食いつき、体の向きや距離感、時間についてのひと言、次の予定への反応などを組み合わせて見ていくことが大切です。

  • 居酒屋へのOKは安心感のサインであって、好意の証明ではない
  • 「まだこんな時間?」、質問の多さ、話を覚えているなどが重なれば脈あり寄り
  • スマホや時計を気にする、次の予定をはぐらかすなどが重なれば脈なし寄り
  • お会計の反応だけでは判断できず、次の誘いへの反応とセットで見る
  • 2軒目は無理に誘わず、名残惜しいくらいで解散するのも一つの手

そして何より、脈を見極めようとする前に、自分自身が誠実に振る舞えているかを意識しましょう。飲みすぎない、相手のペースや都合を尊重する、店員にも丁寧に接する。そうした積み重ねが、相手に「また会いたい」と思ってもらえるいちばんの近道です。

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