告白を保留された後のデートが本当の勝負|次のデートで返事をもらうために意識したいこと

勇気を出して告白したのに、返ってきたのは「少し考えさせて」の一言。それなのに次のデートには普通に応じてくれる。脈があるのかないのか分からないまま、当日どんな顔で会えばいいのか分からず、頭の中がぐるぐるしている人は少なくありません。

この記事では、返事を保留にする側の心理、保留期間中にやりがちなNG行動、そして次のデートで印象を良くする具体的な接し方をまとめました。再告白のタイミングや、どれくらい待つべきかの目安についても整理しています。

告白の返事が保留になるのは、どんな心理から?

まず知っておきたいのは、保留=断られる前段階、とは限らないということです。20〜35歳の男女111人を対象にした調査では、告白の返事を一度保留にされた後に交際へ進めた人は、男性で49%、女性で47%という結果が出ています。ほぼ二人に一人は、保留から前向きな返事に変わっているわけです。

つまり保留は「まだ何も決まっていない状態」です。だからこそ、その後の振る舞いで結果が動きます。

「嫌いじゃないけど即答できない」保留に多い理由

保留の理由は一つではありません。よくあるのは、告白が完全に予想外で頭が真っ白になり、とっさに「待って」と言ってしまったパターン。ずっと友達や飲み仲間として見ていた相手から急に異性として意識しろと言われても、気持ちの切り替えには時間がかかります。

次に多いのが、恋人としてやっていけるかを見極めたいというもの。人としては好きだけれど、付き合ってから「やっぱり違った」となるのが怖い。決め手が一つ足りないまま、その決め手を探している状態です。

将来を意識しているケースもあります。真剣な交際を望んでいる人ほど、勢いでOKを出すことを避けます。

「彼のことは人としてすごく好きなんですけど、まだ結婚観とか将来の話を全然してなかったんですよね。勢いでOKするのは危険だと思って保留にしました」

過去の恋愛で傷ついた経験から、慎重になっている人もいます。仕事が繁忙期で恋愛に気持ちを割く余裕がない、という現実的な事情のこともあります。

一方で、正直に受け止めておくべき理由もあります。断るつもりだけれど面と向かって言う勇気がなく、時間を置いただけ。他に本命がいて、その結果次第で決めようとしている。休日の予定を埋めてくれる相手として、曖昧なまま関係を続けたい。こうした声も実際に存在します。

次のデートに誘われた=脈あり、とは限らない

「保留中なのにデートに応じてくれた」を、そのまま脈ありと解釈するのは危険です。保留後のデートは、相手にとって見極めのための時間であることが多いからです。

恋人として一緒にいる自分を想像できるか。この人は誠実か。付き合ったらどんな態度を取る人なのか。そういう目で見られている、と考えたほうが実態に近いでしょう。

なかには、傷つけずに断る方法を探すために会う人もいます。

「デート中もずっと『いつ断ろう、どうやって傷つけずに断ろう』ってことばっかり考えてて、全然楽しめませんでしたね」

とはいえ、これは絶望する話ではありません。断るつもりで会ったのに、その日の彼の態度に気持ちが動いて交際に至った、というケースも珍しくないからです。次のデートは、判定を待つ場ではなく、判定が動く場だと捉えておきましょう。

保留中にやってしまいがちなNG行動

保留から交際に進めなかった人の多くは、相手に嫌われるようなことをしたというより、不安に負けて自滅しています。順番に見ていきます。

返事を催促する・探りを入れる

もっとも多く、もっとも致命的なのがこれです。数日返事がないだけで耐えられなくなり、「あの返事どうなった?」と送ってしまう。

「保留にされてから3日経っても連絡がなくて、不安に耐えきれずLINEで『この前の返事、そろそろ聞かせてくれない?』って送ってしまいました。そしたら数時間後に『急かされるとプレッシャーになるし、やっぱり付き合えません』ってあっさり振られました」

デート中に何度も話題を戻そうとするのも同じです。食事中に5分おきに「で、俺とのことどう?」と持っていかれると、相手は食事の味も分からなくなります。真剣に考えている相手にとって、催促は「自分の答えが早く知りたいだけ」という自己中心的なサインに見えてしまいます。

共通の友人を使って探りを入れるのも、最悪の部類です。二人の間のデリケートな話を第三者に漏らした時点で、デリカシーのなさが決定打になります。外堀を埋めようとする行動は、まず例外なく逆効果です。

連絡やLINEが重くなる・彼氏ヅラする

好意を伝え続ければ振り向いてもらえる、という発想で連絡量を増やすのも危険です。朝の「おはよう」、夜の「早く会いたいな」が毎日届けば、相手は考える時間を奪われたと感じます。

「保留期間中、彼氏でもないのに『おはよう』とか『今日何してるの?』って毎日長文のLINEを送り続けてしまいました。案の定、『返事を急かされてるみたいで息苦しい』ってフラれました」

デート中の距離感も同じです。まだ付き合っていないのに肩に手を回す、スマホを覗き込む。相手からすれば、勝手に交際が始まっている前提で扱われているように見えます。

逆に、意識しすぎて不自然に距離を取りすぎるのも失敗のもとです。「今日なんかよそよそしいね」と言われて焦った、という声もあります。告白前と同じ距離感を保つのが、いちばん無難で、いちばん効きます。

不安から自虐的になる、駆け引きしてしまう

「俺なんかじゃダメだよね」「どうせ他に好きな人いるんでしょ」といった自虐は、励ましを求めるサインとして見透かされます。相手は自分の気持ちと向き合っている最中なのに、こちらのメンタルまで支える役を押しつけられる形になります。

逆方向に振り切って、他の異性の存在をちらつかせる人もいます。これもまず効きません。「じゃあそっちに行けば」と冷められて終わるパターンがほとんどです。

もう一つ多いのが、勝手に結論を出して自爆するケース。

「1週間待っても返事が来なかったので、勝手に脈なしだと絶望してお別れLINEを長文で送ってしまったんです。そしたら『え?今週末のデートでOKしようと思ってたのに、なんか重すぎて無理になりました』って返事が来ました」

沈黙を悪い知らせと決めつけない。これだけで防げる失敗が、かなりあります。

次のデートで意識したい、印象を良くする接し方

ここからは、実際に保留から交際に進んだ人たちが共通してやっていたことを整理します。派手なテクニックは一つもありません。

「いつも通り」を徹底する

保留後のデートで最も評価されているのが、これです。気まずさを消そうとして無理に明るく振る舞うのでも、暗く沈むのでもなく、告白前と同じテンションで会う。

「変に気を使わず、バカな話で笑い合って、告白の件には一切触れずに解散したんです。そしたらその日の夜に彼女から『気まずくならないように普通に接してくれてありがとう。一緒にいてすごく安心したから、付き合ってください』ってLINEが来ました」

女性側からも、同じ趣旨の声が出ています。いつも通りの自然体な姿を見て「この人といる時の自分が一番楽だ」と気づき、そのまま自分から返事をした、という流れです。

重い空気をユーモアでほぐすのも有効です。「考えさせて」と言われたときに「面接の結果を楽しみにしています」と冗談で返したら空気が軽くなり、後から「あの余裕のある返しに惹かれた」と言われた、という例もあります。

相手のペースを尊重する余裕を見せる

保留中の相手は、多かれ少なかれ罪悪感を抱えています。そこに追い打ちをかけないだけで、印象は大きく変わります。

具体的には、告白の話題を自分から持ち出さない。デートの最後も返事を求めず、「今日はありがとう、気をつけて帰ってね」で終える。それだけです。

「絶対に返事を催促されると構えてたんですけど、彼が笑顔で『今日は来てくれてありがとう!』って、プレッシャーを1ミリもかけずにサラッと見送ってくれたんです。その余裕のある態度に逆にキュンとしてしまって」

連絡頻度も同じ考え方でいきましょう。多すぎず少なすぎず、告白前と同じテンポを守る。相手の領域に踏み込まない距離感そのものが、思いやりとして伝わります。

相手が悩みを打ち明けてくれたら、説得しようとせず、まず聞く。「俺は絶対に裏切らない」といった約束より、「そういう経験があったんだね、話してくれてありがとう」のほうが、はるかに信頼されます。

デートの場所選びも安心感につながる

見落とされがちですが、場所の選択は想像以上に効きます。気合いを入れて夜景の見える高級店を予約した結果、相手が引いてしまうというのは典型的な失敗例です。

「夜景の見える薄暗い個室のバーみたいな密室に連れて行かれた時は身の危険を感じました。逃げ場のない場所で返事を迫られるんじゃないかって怖くて」

まだ気持ちが固まっていない相手にとって、逃げ場のない空間はプレッシャーそのものです。次のデートで選ぶなら、次のような基準が安全です。

選び方 具体例 相手が感じること
明るく人の多い場所 カフェ、公園、日中の街歩き 気軽に会える、いつでも帰れる
一緒に何かを楽しむ場所 水族館、遊園地、共通の趣味 会話が途切れず、素の表情が見える
短時間で切り上げられる場所 ランチ、昼のお茶 断る余地があり、負担が小さい
避けたい場所 個室バー、夜景の高級店、密室 返事を迫られそうで怖い

一緒に体を動かしたり、アトラクションで大声を出して笑ったりするデートは、「この人といると楽しい」という実感を残しやすいのが強みです。駆け引きより、純粋に楽しい時間を共有するほうが結果につながります。

相手が前に何気なく言っていた「あそこのケーキ食べてみたい」を覚えていて連れて行く、といったさりげない行動も効果的です。自分の告白の結果より相手を楽しませることを優先している姿勢が、言葉より雄弁に誠意を伝えます。

次のデートで返事をもらうために。再告白と待つ期間の目安

ここからは、実際に返事へ持っていく段階の話です。

自分から急かさず、相手のタイミングを待つ

保留中にもう一度デートに誘うこと自体は、悪いことではありません。前述の111人調査では、保留中に再びデートに誘うことを「あり」と答えた男性は37%、女性は20%。「なし」は男性29%、女性30%で、「様子を見たい」が男性33%、女性50%でした。

つまり、はっきりNGと考える人は3割程度。多数派は「状況次第」というのが実際のところです。

大事なのは、誘うことと急かすことを混同しないこと。誘うのは「一緒に過ごす時間の提案」ですが、急かすのは「答えの要求」です。前者は歓迎されても、後者はほぼ確実に嫌われます。

相手の事情がはっきりしている場合は、そこを最優先にしましょう。仕事が忙しくて余裕がない相手に、週1回だけ短い労いのメッセージを送り続け、落ち着いたタイミングで相手から連絡が来てOKをもらえた、という例もあります。

再告白するなら、ストレートな言葉で

保留のまま関係が続くと、いつまでも核心に触れないままダラダラと時間が過ぎることがあります。それがつらいなら、こちらから区切りをつけるのは十分にありです。

ただし、しつこい催促と再告白はまったく別物です。催促は「答えをくれ」ですが、再告白は「改めて自分の気持ちを伝える」こと。後者は真剣さとして伝わります。

「保留にしてから3回目のデートで、彼が改めて『やっぱり、何度会っても君のことが好きです』って、目を見てハッキリと再告白してくれたんです。そこまで熱意を持ってブレずに想ってくれる男らしさに押し切られちゃいました」

伝えるときは、回りくどい言い方を避けてください。「もし迷惑じゃなければ」といった予防線は、自信のなさとして伝わります。楽しい時間を過ごした流れのなかで、まっすぐ目を見て伝えるのがいちばん届きます。

さらに一段効くのが、相手に逃げ道を残す一言です。「もし返事がNOでも、出会えてよかったと思ってる。だから気を遣わずに本音を教えて」と伝えられて、その成熟した態度にその場でOKを出した、という声もあります。自分の欲求を押しつけず、相手の意思を尊重する姿勢が信頼になります。

どれくらい待つべきか迷ったときの考え方

明確な正解はありませんが、一般的に語られている目安は整理できます。告白した男性側の感覚としては、1週間程度を心理的な限界と感じる人が多く、待てる最長期間としては「1ヶ月」を挙げる人が最多という調査結果があります。数週間なら待てる、という回答もかなりの割合を占めていました。

一方で、保留期間が1ヶ月を超え、連絡しても返事が曖昧にされ続けるようなら、答えを先延ばしにされているだけの可能性が高くなります。この場合は、次に進むことを考えるタイミングかもしれません。

経過期間 状況の見方 おすすめの行動
〜1週間 ごく自然な検討期間 何もせず、いつも通りに接する
2〜3週間 判断に時間がかかっている デートに誘うのはあり。返事は求めない
1ヶ月前後 一つの区切り 責めない形で、いつ頃返事がもらえそうか確認する
1ヶ月以上・連絡も曖昧 答えを避けられている可能性 自分の気持ちに区切りをつけることも検討する

なお、これはあくまで一般的に言われている目安です。相手が繁忙期だったり、家庭の事情を抱えていたりする場合は、この限りではありません。期間そのものより、連絡が続いているか、会う約束が成立するかのほうが、実態を表していることが多いでしょう。

確認するときは、責める意図がないことを添えます。「急かすつもりはないんだけど、いつ頃までに考えがまとまりそうか教えてもらえたら助かる」「断るつもりなら、はっきり言ってくれて大丈夫だよ」といった伝え方なら、相手も答えやすくなります。

女性はどう見ている?保留中の男性への本音

最後に、判断する側がどこを見ているのかを確認しておきます。

冷めてしまった男性の言動

決定打になっているのは、意外なほど小さなことです。

一つは、気まずいオーラを出されること。デート中に急に無口になり、話題を振っても「うん」「そうなんだ」しか返ってこない。こちらも気を遣っているのに勝手に落ち込まれて一気に冷めた、という声があります。付き合ったらこういう態度を取る人なんだ、と将来を想像されてしまうわけです。

もう一つは、身だしなみの油断。

「1回目のデートはビシッとしてたのに、保留にした後の2回目のデートで彼がヨレヨレのTシャツとボサボサの髪で現れて、一瞬でナシ判定になりました」

遅刻して謝らない、店員に横柄な態度を取るといったモラル面も、保留中はとりわけ厳しく見られます。相手を見極めている時期だからこそ、小さなルーズさが「この人はない」の決め手になります。

そして、重すぎる愛情表現。「何年でも待つから」と真顔で言われて、キュンとするどころか怖くなったという声もあります。本人は誠実さのつもりでも、相手には逃げ場のない重圧として届くことがあります。

逆に惹かれた男性の言動

決め手になったと語られるのは、次のようなものです。

  • 気まずくならないよう、いつも通り楽しませてくれた
  • 帰り際にプレッシャーをかけず、笑顔で見送ってくれた
  • 連絡の頻度が多すぎず少なすぎず、絶妙だった
  • 車道側を歩く、ドアを開けるといった気遣いを変わらず続けていた
  • 弱っているときに何も言わず話を聞いてくれた
  • 告白の結果に執着せず、自分の仕事や趣味を楽しそうに語っていた

共通しているのは、返事を勝ち取りにいっていないという点です。自分の欲求を一旦脇に置いて、相手が心地よく過ごせることを優先している。その余裕が、そのまま「この人となら安心できる」という判断につながっています。

「返事を保留にしてる期間、彼が自分の趣味とか仕事に打ち込んでる話をキラキラした目で語ってくれたんです。告白の結果に執着してジメジメしてるんじゃなくて、自分の人生を楽しんでる自立した姿がすごくカッコよくて」

落ち込んでいる相手にただ寄り添っただけで、断るつもりだった気持ちが変わったというケースもあります。特別なことをしなくても、日常の延長でできることばかりです。

まとめ

告白の返事を保留にされた時点では、まだ何も決まっていません。実際に、保留から交際に進んだ人は約半数にのぼります。次のデートは、判定を待つ場ではなく、判定が動く場です。

やることはシンプルです。催促しない。連絡を重くしない。デートの場所は、相手が気楽に帰れるところを選ぶ。そして告白前と同じ自分で会う。区切りをつけたくなったら、探りではなく、まっすぐな言葉で改めて気持ちを伝える。

待つ期間の目安として1ヶ月前後を一つの区切りと考える人は多いですが、数字そのものより、相手の状況を尊重できているかのほうが大切です。焦りから相手を動かそうとするのではなく、相手が安心して答えを出せる時間をつくる。その姿勢が、結果として一番いい返事を引き寄せます。

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